職人の木造建築・看板の設置:No.8:新城市
先代の人の技を残し復元!
ご依頼の理由
「移転に伴い、解体して再び建て直して欲しい」とのご依頼でした。木造建築はパーツごと解体しても、また組み直す事が出来ます。
30年前の棟梁の【隅梁式小屋組】の技の素晴らしさをお伝え致します。
複雑に組み合わさった小屋組。一度解体し、再び建前して組み直した写真です。
各本桁・前裏脇桟・前裏天秤・初重梁から3重梁、中桁から地棟・棟木とそれぞれ名前があります。
今では少なくなってしまいましたが、残していきたい技ではないでしょうか。
四方に走っている「隅梁」が火打ちにしっかり乗って収まっている写真です。
この様な小屋組をするのは色々あると思いますが、大屋根をしっかり支え丈夫さと安定感を持たせる効果があります。
今は家の構えやコストダウンもあり、減少傾向にあります。
栗の材の土台です。土台には桧が多く使われておりますので、珍しい素材ですね。硬くて虫に強いのが特徴です。
お施主様も解体から上棟まで色々お手伝い頂きながら完成まで見届けてもらい、また喜んでもらえたらと思います。
看板の設置
ご依頼の理由
接骨院開業に伴い、看板設置のご依頼を受けました。
- 設置前
- 設置後
5cm近い厚い板で、墨で描かれた字も素敵でした。取り付けも皆さん戸惑われ、よくお願いされます。
住まいの事でお困りの方!お気軽にご相談ください!