注文住宅:木材ポイントを利用したゼロエネルギー住宅
今回は、木造在来工法で高気密高断熱住宅の施工の事例です。
気密(隙間)を少なくすることによって断熱効果を高め、室内の温度調整をしやすくさらにエネルギー消費量をおさえ(0エネルギー住宅)快適に過ごすこれから目指す住まいの一つとして取り組みさせていただきました。
新築、リフォームで木材利用ポイントが使えます。お気軽にご相談くださいませ。
施工の様子
野地伏せ及び骨組み全体
木材ポイント用看板も設置しました。125㎡以上で対象地域材8㎡以上でクリア。「合計最大60万ポイント申請中」です。
屋根野地伏せの様子
「ラーチ・バリアエース・スタイロエースⅡを2層・垂木・空気層・ラーチ・遮熱ルーフテックス・小貫板・瓦残・洋瓦」の順で施工していきます。
外壁下地の様子
白蟻防除施工も施し、壁にもバリアエースで覆い気密を高めます。
外壁サイティング貼りの様子
ニチハ モエンエクセラード16の「マイクロガード」で汚れを雨できれいにします。
室内の壁の様子
1階の一部に「タナクリーム」を使用。自然素材のクリーム状の材料を左官の手仕事で仕上げていきます。
気密検査
気密測定は住宅の性能を判断する手段の1つでもあり、工務店にとっても高い信頼と技術の向上にも繋がります。気密性能を表す数値で省エネルギー基準Ⅰ、Ⅱ地域では、2.0㎡以下その他の地域では5.0㎡以下と規定されていますが今回「0.5㎡」と基準をクリアし施工技術の高さを証明することができました。目に見えない隙間によって、漏気が多いと熱損失が増大して高熱費のアップにもなります。
階段まわり
杉腰板貼りです。内装木質化による内壁38㎡で6万ポイント
居間
全床桧無垢床フローリングです。足さわりもよく暖かさも伝わります。内装木質化による床128㎡で29万4,000ポイント、床と内壁で合計30万ポイント です。
本棚収納
木製品として家具の中で本棚・シューズボックス・食品庫・脱衣場なども製作しました。